ケノンは早く脱毛したいからと言って、毎日やればいいというものではありません。
効果がない上にリスクしかありません。
いつでも手軽に脱毛できて安全性の高い家庭用脱毛器ですが、やりすぎには注意して下さい。
- ケノンをやりすぎてしまうと一体どうなるのか?
- 安全に使うためのポイント
今回は現在ケノンを使っている方やこれから買おうか迷っているという方にこの2つをお話します!
目次
ケノンをやりすぎる3つの危険性とは?
ケノンを毎日やると、このようなリスクがあります。
やりすぎると
- 火傷をしてしまう危険性がある
- 肌が荒れる可能性がある
- そもそも意味がない
火傷してしまう危険性がある
ケノンはフラッシュ型脱毛器なので、光の熱を与えることで脱毛していきます。
毛には成長周期があるので、1日になんども同じ箇所にやったり毎日毎日やっても、比例して効果が増すわけではありません。
保冷剤やクーリングジェルを使えば安全性は上がりますが、そもそも意味がないのでやめておきましょうね。
肌が荒れる可能性がある
脱毛の瞬間に熱を与えるので、多少ではありますが肌が乾燥しやすくなります。
やりすぎると、どんどん肌荒れする可能性が高まります。
また肌荒れするリスクだけではなく、毛が生えてきた時に埋没毛になってしまうリスクもあるので注意してくださいね。
そもそも意味がない
ケノンは毎日使っても意味がありません。
先ほどもお話ししたように、体毛には”成長周期”というものがあるからです。
毛の成長周期とは?
成長周期とは?
人の毛は全体の1/3が『成長期』『退行期』『休止期』のどれかに当てはまり、数週間で入れ替わっていきます。
そして脱毛の効果があるのは、『成長期』の毛のみです。
この3つが入れ替わるタイミングが、ケノンで脱毛を行う頻度である2週間間隔なんです。
なので『退行期』や『休止期』には効果がないので、毎日毎日何回も何回もやっても肌への負担だけが大きくなり、やりすぎても何もいいことはありません。
これは、すでに死んでいる毛根をさらに殺そうとしているのと同じです。
モグラ叩きでもう引っ込んだモグラの穴を叩き続けているのと同じです。
つまり成長サイクル的に「だいたい2週間ほど、つぎのモグラが出てくるまで待ちましょう」ということです。
最初は焦って効果を得ようと頻繁に手を出したくなりますが、そこをぐっと抑えて気長に待ちましょう。
サイクルに沿って脱毛することで、無駄に肌に負担をかけることなく脱毛できますよ!
ちなみに毎日毎日やっても意味はないですが、髭は頑固だったのでケノンで週に1回脱毛していました。
またケノンの詳しい使い方は、こちらで書いていますので参考にしてください。
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ケノンは冷やさないと本当に危険なの?
ケノンを安全に使うために大切なことが、照射前にしっかりと肌を冷やすことです。
そうしないと肌の弱い方だと、赤くなったりかゆみや痛みが出たりすることもあります。
しかし、実際には冷やさなくても大丈夫な方もいます。
実際にぼくはほとんど冷やしていませんが、とくに肌荒れはしていません。
僕のように男性は肌に対して愛情が薄いかたは、「冷やすのめんどくさいし、まあ多少荒れてもいいかな」っていう人は自己責任ですが、省いてもいいかもしれません。
しかも足や腕などの大きい部位に使いたいとき、いちいち保冷剤で冷やしてるとはっきり言って面倒くさいです。
ただ、これは個人差によるとしか言えませんので、無難なのはやはり冷やすことです。
「めんどくさいけど肌も大事」という方にオススメなのは、クーリングジェル(冷却ジェル)です。
これがとても万能なんですよね!
保冷剤だと、照射する前に一回一回当ててやるんですが、このジェルなら当てる前に一気に塗ってあとは一気に照射するだけ。
これだと格段に時間がかからなくてすみますし、熱からもしっかりと守ってくれるので安心性アップです。
照射レベルを上げすぎると危険なの?
ケノンには、レベル1~10の10段階でレベル調整ができるようになっていますね。
数字が大きくなるにつれて、1回の照射で得られる効果が大きくなっていきます。
ここでやりがちなのが、いきなりレベルを大きく設定すること。
僕も最初は早く効果を出したくて、大きいレベルで照射しようとしました。
ですが、いきなり大きくすれば当然リスクもあります。
ということで、安全に使うために正しいレベルの調整方法をお伝えしますね!
ポイント
- 初めて使うときは、低いレベルで試してみる(部位や毛の濃さによって痛みがでやすい部位と出にくい部位があるので注意)
- 慣れてきたら、1個ずつレベルを上げていく
- レベル9や10は痛みが出たり、肌が荒れたりする可能性があるが、大丈夫そうなら10でやる
僕はかなり毛が濃いので、基本的にレベル10で使っています。
個人差があり、痛みの感じ方も人それぞれなので、自分の体に合わせて使ってくださいね。
ケノンの安全性を高めて使う方法は?
普通にハンドピースを当てていると、だんだん照射した部分とまだ照射していない部分の境目が分からなくなり、間違えて同じ個所を当ててしまう可能性があります。
なので、それを防ぐ方法をお伝えしますね!
ポイント
- 消えるペンなどでラインを引く(ケノンのカートリッジサイズに合わせて)
- クーリングジェルなどをつける(これだと強く押しあてなくても、ジェルに跡が残る)
- ケノンを少し強目に押しあて、肌に跡をつけて分かりやすくする
①のペンで書くのは正直めんどくさいです。笑
なので、肌が弱い方にはクーリングジェル(冷却ジェル)を使うことをオススメします。
これを使うと火傷や肌荒れからも守ってくれますし、跡がしっかりと残るので同じ場所を当ててしまうこともありません。
そうでもないという方は、③のケノンを強く押し当てる方法でわりと解決しますよ!
まとめ
- 同じ個所に何度何度も当てることは、意味がないし肌に負担がかかるため、やっても2日連続までにする
- 期間をあけずに続けて使っても効果が出ず、肌を痛める原因になり危険。毛周期のサイクルに沿って使う。
- レベルはいきなり上げず、様子を見ながら自分の肌に合わせて調整する
- 照射するまえに冷やす。しかし冷やさなくても大丈夫な人もいる
脱毛サロンとは違い自宅で簡単に出来るため、自分自身でしっかりと管理することが重要です。
脱毛に関しては、やりすぎると危険なので、安全に使うために上記の内容を守りましょう。
安全に楽しく、家庭用脱毛器ケノンでツルツルなお肌を目指しましょうね!